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「またか」と思われるかもしれないが、また本番後の憂鬱である。
『高間響国際演劇祭』、終幕しました。ディベート及び『努力クラブの青春』をご覧くださった方、本当にありがとうございました。
憂鬱が続いている。時間はあるが、何も出来ない。いや、何も出来ないわけではない。読書をしている。有益なことは何一つできる気がしない。有益というか、有機的というか。もう少し時間がかかりそう。
だから、努力クラブファンの皆様、努力クラブの皆さん、ホームページの更新はもう少しお待ちくださいませ。
更新せねばならないことは、『流したくない涙を流した』、と、『努力クラブの青春』を過去公演に移動させるという作業。及び、外部出演情報。
外部出演情報は、必見コントのときにお世話になった廣瀬信輔タソが率いるふつうユニット、なんと努力クラブの過去公演『旅行者感覚の欠落』をやってもらえるという。高校生の頃から脚本を書いてきたけれど、他人に演出をしてもらえるという機会が皆無だったので、本当に楽しみだ。この公演、いかなる人よりも僕が一番楽しみにしていると思う。それに努力クラブからは、九鬼と佐々木と猿が出演する。僕とはまた違う役割をあてられるだろうから、そちらも楽しみ。
あと、更新を忘れてはいけないことを思い出した。
次回公演情報である。
来年の２月の21日～、場所はアトリエ劇研で、『深い緑がねじれる』という作品をします。
いろんなところで「次の本公演は凄いぜ。凄いものを作るぜ」と言ってまわっているせいで、もうこの時期からプレッシャーが凄い。乗り越えられずに死んでしまうかもしれないと思うほど憔悴している。でも、凄いものを、作らなくてはならないからなあ。凄いものができなければ、その前に死んでしまおうと思っています。だから、期待して観に来ていただければと思います。
九鬼さんの実家がある長岡天神を団員5人でぶらぶら歩いて、そのとき喋ったことを全部録音して、それをスピーカーから流して5人は舞台にじっと立っている、という芝居。
30分くらいの内容で30分何も言わず立ちっぱなしで、目の前のお客さんに見られていることもすごくダイレクトに伝わって、本番中も終わってからも、今もまだ少し変な心持ちがする。
興奮したしゲンナリしたしヒリヒリしたし、努力クラブって何なんやろうなと思った。
残念ながら審査員の皆さんからは圧巻の低得点をいただく結果となりまして、「努力クラブの青春」は終わりました。
それから観に来てくれてた築地さんと新谷くんと合田さんといいちょラーメンを食べた。
塩ラーメンがほんとにおいしくて、おいしい塩ラーメンが食べられる店を他に知らなかったので、めちゃくちゃ高得点。
それからコーヒー屋さんでコーヒーを飲んで喋って、僕は帰って大家さんに退居しますと伝えて、すごく事務的な怒ったような対応をされてシュンとなって、寝ていた。
高間響国際舞台芸術祭、全部は観ていないですが、ボンク☆ランド西さんの一人芝居は、袖から観ていてすごく感動してしまった。
西さんのことはわりと昔から知っているけど、今年5月のボンク☆ランドの公演以降の西さんの冴えわたりっぷりは、ちょっと圧倒的すぎて言葉が出ない。
とにかく凄まじい、壮絶、みたいな馬鹿みたいな言葉ばかり出てくる。
11月の本公演が楽しみすぎるし、観るのが恐い。
10月、ドタバタと終わっていく。
昨日、ゲネをしたのだけれど、評判がどうやらよかったみたいなので、ここに報告しておきます。
ご拝読ありがとうございました。