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それについて書くことがあれば努力クラブについて書くブログです。 しかし、書くことがなければ気分によってのそれなりの記事を書くことになると思います。 よろしくお願いします。
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佐々木君が役者紹介しているので、途中に自分の記事を差し挟みこむのは気が退けるのだけれど、書かねばなるまい。

ぼやぼやしているうちに魔王城の本番週になってしまっていた。稽古がはじまったのが4月からだから、ほとんど丸2ヶ月。途中、ヨーロッパ企画さんのハイタウンに参加させていただき中断したりもしたけれど、台本がなかなか書けなくなって稽古のためにと集まってもだらだら話すだけという日が何回もあったけれど、充実した時間だったと思う。
最初の頃から、この作品は面白くなるだろうなあと思っていたけれど、昨日の稽古でいよいよ面白さの実を掴めた。自信が出てきた。これは面白いぞと言ってまわれるところまで来た。

本当に観に来て欲しい。

「高台から魔王城がある街を眺め、眺めながらしている会話の様を見る」っていうなんだか変な芝居。そのためにみんなで山を登り、京都を一望できるところから街を見下ろした。
その景色は清々しい景色だったのだけれど、眺めているうちに街には隙間がないことに気が付く。生活がぎっしり建ち並んでいて、どこにも余裕がなかった。
僕自身も、あまり精神が強い方ではないということも手伝って、すぐに余裕をなくしてしまう。そんな人は僕以外にもいるんじゃないかと思う。

普段ならば登場人物にならないような人物たちばかりを登場人物にした。登場人物たちは名前のない人物ばかりである。
中央では何か面白そうな事件が起きている。中央におれば楽しいことはわかっている。でも中央にいることが億劫だったり、弾かれてしまったりで、中央のまわりから中央を覗き込んでいる。そういう人たちにももちろん物語があって、でもなかなかそういう人たちの物語を誰も扱わない。そういう人たちの物語を描きたいと思った。
それから、見ていただいた方の心になんとなくゆとりを生み出せるような、そういう舞台が、今、必要だと思った。少なくとも僕が今観たい舞台はそういう舞台だ。

例の如く、チケットが売れていない。
下手な文章を書いているのはこのためだ。どうやったらチケットを予約してもらえるのだろう。
ツイッターで「本当に努力クラブという劇団は人気がないなあ」とつぶやきたいけれど、もうあんまり下品なことをするのはやめようって団ミーティングで決まったから、そんなことつぶやけないわ。でも個人的には言いたいのよ、人気がないって。人気がないなあって言っている自分が好き。まあ、そんなことはどうでもいいのだけれど。人気が努力クラブはないって思われるより、努力クラブは人気があるって思われた方が絶対良いに決まっているし。
いや、チケット、売れておらんという現実があって。

まあいいや。
本当に観に来て欲しいのです。どうやら良いお芝居ができそうです。窮屈な生活に風穴をあけられるようなそんなお芝居。最近あんまりうまいこといってないなあって、そんな感情に心当たりがある方は是非観に来て欲しいです。
不人気者でも一生懸命やっておりやすです。下品かしら。

合田
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