自家中毒の人々

コントの公演だということは、当然稽古もコントになるわけです。
我々努力クラブはコントの公演をしているわけです。

佐々木君がデの公演を控えているために、まだ稽古に参加できていないのだけれど、
他の参加者はようやく全員参加しはじめて、ちょっとずつ形というものが見えてきている。
参加者の中には、努力クラブという堕落集団に初参加という方もいらっしゃって、こんなにも堕落するのかと当惑されている方もいるが、
一方では、何度も堕落しに来ていただいている客演の方もいらっしゃる。
中でも、月面クロワッサンという、我々努力クラブと結成時期をほぼ同じくした劇団からは、二人の役者が参加していただいている。
丸山交通公園と稲葉俊である。
二人とも面白いので、大変ありがたい。
稲葉俊なんかは、稽古をしているのだけれど、ちょっとどうかと思うほど面白い。
京都で一番面白いといえば過言だが、その過言でさえ言いたくなるほど、どうかしているのだ。
一方で丸山交通公園は、昔から本当にお世話になっている。
今回も、まだ台本には登場している場面も少ないが、どうせ面白くなるのだから、不安はない。
面白さへの希求があるから、どうせ面白くなる。
面白乞食やからな。

今回もまた面白い人達に出ていただいている。
ありがたいことだ。
脚本だって面白い感じだと思う。
演出だって頑張る。
面白いものが出来上がるんじゃないかと思っている。
必見などと銘打ってみたけれど、それくらいの自信はある。
ステージ数も少なく、そうなると必然、席数も少なくなるが、是非必ず見ていただきたい。
なんてったって、必見なんだから。