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それについて書くことがあれば努力クラブについて書くブログです。 しかし、書くことがなければ気分によってのそれなりの記事を書くことになると思います。 よろしくお願いします。
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おお、なんと2日連続の更新。
これは本当に無事に初日までに全員紹介できるかしら。



今日は稲葉俊くんを紹介させていただきたく思います。
今日の稽古後に7人くらいでご飯を食べに行ったときに、あれ、今回の役者って他に誰がいたっけ?という話になって、最後まで思い出されなかったのがこの稲葉俊くんでした。
そうやって周りの人から忘れられることが多々あるのが稲葉くんです。
しかし、だから何だと言うのでしょうか。
僕は過去に何度か彼の演技の巧みさに嫉妬し、独特の身のこなしに見惚れたものでした。
いや、身のこなしに見惚れたってのは少し褒め過ぎかもしれません。
でも本当に稲葉くんの身のこなしは、稲葉くんにしかできない妙技だと思うのです。
それを目撃するためにも、ぜひ努力クラブ8『魔王城』に足をお運びいただければなあ、と思うんです。
あ、彼の演技の巧みさに嫉妬したというのは本当です。
本当に彼は舞台上で目立ちませんが、技術的にひたすら巧みなんです。

稲葉くんと僕との出会いを書こう。
稲葉くんは、僕が大学生のときに所属していた劇団西一風というサークルに、僕の1つ下の後輩として入団してきたのでした。
稲葉くんと初めて会ったときの印象なんか、もう覚えていません。すみません。
でも、何度かいっしょに稽古したりするうちに、僕は彼の不遇の青春時代に気づいてしまった気がして、大変繊細なしっぽりとした悲しさを覚えた気がします、たしか。
あんま覚えてませんが。

うちの劇団の代表は去年のコント公演の際、京都一面白い役者として稲葉くんの名前を挙げました。
不遇の青春時代を過ごし、今でもそれを引きずって、それを利用しながら生きる稲葉くん。
なんと勇ましい生き方ではありませんか。
彼は今夜も夜勤のバイトだ。悲しみは武器だ。稲葉くんを観に魔王城に来てください!
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4月のイベントでごいっしょしたイッパイアンテナさんが活動休止、悪い芝居さんから森井さんが退団、大川原さんが休団されて、なんだか今までと違う風が吹き始めているなあって感じがしている。
みなさん僕が大学生のときからずっと観ていた、追いかけてきた背中みたいな先輩方なので、寂しいなあと思う。
われわれ努力クラブはその先輩方とはもう1つ下の世代という感じなので、われわれが下の世代から追いかけられる背中になることができているのか、とも思う。
不安だ。2週間後から本番の魔王城、がんばらねば。
ただただおもしろい演劇を作りたい。



今日から魔王城のキャスト紹介を始めます。
本番まであと12日、キャストが11人、なので急がねば。
ほぼ日更新がんばりますので、よろしくお願いします。

1人目は九鬼そねみさんです。
僕が九鬼さんと初めて会ったのは努力クラブの旗揚げ公演の稽古場でした。
旗揚げ公演のキャストを合田さんと考えていたときに合田さんが、「九鬼さんっていう人がいてねえ、僕は役者してるところ見たことないんだけど、今回の主役でやってもらいたいんよねえ〜」みたいなことを、超アバウトにしか覚えていないのですが言っていて、僕は「へ〜、じゃあ出てもらおうよ〜」とか言いながら(怖そうな名前の人だな〜嫌だな〜)と思っていたのでした。
稽古場で初めて会った九鬼さんは拍子抜けするくらい腰が低く、お互いに「初めましてよろしくお願いします」と挨拶しながら全く視線が合わなかった思い出があります。
(でもこの人が演技してるとこを合田さんは見たことないんでしょ〜大丈夫かな〜)という不安は、台本を読み合わせしたときに、それはもう見事に払拭されたのでした。
いやあこういうこと言うとほんと恥ずかしいのですが、ほんとにあのときのことはずっと覚えています。
旗揚げ公演は主人公の独白で物語の全部が進行していくという芝居だったのですが、九鬼さんがその台詞を読むのを聞いていると、主人公が感じたいろんな感情が、肌にスッと馴染んで体内に浸透してくるような感覚を覚えたのでした。
その読み合わせが終ったときに、僕はとても九鬼さんと握手したいような気持ちに襲われたのでした。確かそこまでしませんでしたが。

そのあと努力クラブの公演に役者とかスタッフとして何回か参加してもらったあと、去年の4月のコント公演のときでした。
打ち上げまでの空き時間にダラダラしていると、九鬼さんがゴミ袋から公演パンフレットを漁ってきて、キャストの欄の自分の名前が当時努力クラブ団員だった猿そのもの君より下にあるのが不服だと主張して入団を宣言してきたのでした。
びっくりしましたね。何だこの人、と思いました。

まあそれで今に至るって感じですかね。
最後適当っぽくなってすみません。
明日からも更新がんばりまーす!

パソコンでインターネットができなくなって、携帯で更新しようと思ってもガラパゴス携帯では対応しておらず、まさに陸の孤島、いや、えっと、あの、ネット上のことなんで、どういう風にいえばいいのかわからないのだけれど、陸の孤島のような状態、まるで。

ヨーロッパ企画さんにお世話になりきったハイタウンが終了し(本当に楽しかったです)、そしてハイタウンでは石田戯曲賞という名誉までいただき、本当に嬉しく、嬉しさはas soon as(するやいなや)重圧に変わってしまいましたが、その重圧を越えていく喜びもあり、ただの最高の思い出として心のアルバムにしまわれております(なんやねん、このつまらん表現は)。

ハイタウンにかまけておろそかになっていた魔王城も、いつの間にか三週間後に迫ってきていて、いよいよ切羽詰まってきている。ここまでこだわって書いている台本も、僕自身において前例がなく、日頃「台本を書けないわ」と言っている脚本家さんに対して「なんでなんですか。全然書けるじゃないですか。理解不能ですわ」とひどい顔面で言っていたのだけれど、ここにいたってそのメカニズムを理解するにいたる。
なるほど、より面白くするためにいろいろ追求しているのですね。
今回、その蟻地獄にはまりこんでいるけれど、その蟻地獄にはまりこんでいる人の作品には外れなく(例えば井上ひさしとか)、だからもう大丈夫だろうなあと思っているんですが、どうでしょう。

魔王城は魔王が住む城で、魔王の暮らしぶりを噂で作っていくっていう話になりそうです。

役者の方々には、僕が余裕なくしたりしていろいろと迷惑をかけたりしていますが、必ずや面白くなるので、頑張ってくださいネ!!
それから、必ずや面白くなるのでこぞって観に来てくださいネ!!

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